【全てのシュートに対してナナメ前にプレーしろ!】は本当に正しいのか!?

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ゴールキーパーをやっているとシュートに対してナナメ前にプレーしろ!とコーチから言われた事は誰しも経験があると思う。

 

果たして全てのシュートに対してナナメ前にプレーすることが正解なのか、、、
と考えた事はあるだろうか?

 

 

答えは「ノー」だ。

全てのシュートに対してナナメ前にダイビングやローリングダウンをするのは不正解だ。

 

シュートを止めるためにどんな理論やテクニックが必要なのか、、、
そして良いプレー方向がどこなのか!?

 

最適な移動方法を考える

シュートに対してナナメ前にダイビングでプレーする云々の前に移動方法について考えていこう。

 

ステップには色々な種類がある。

・サイドステップ
・クロスステップ
・バックステップ、etc...

 

GKにはこれらのステップを状況に合わせて選択し実行しなければいけない。
いち早く正しいポジショニングに入ることがゴールキーパーには求められる。

試合中にゴールキーパーがベストなポジションに入るまで相手はシュートを待ってくれないはずだ。

 

 

最適な移動方法を選択できるというのが重要になる。

 

良いプレー方向を理解していても
そもそもの立ち位置が間違っていればシュートは止められない。
なのでゴールキーパーは素早くベストなポジショニングに入らなければいけない。

 

なぜナナメ前にプレーしろ!と言われるのか

ゴールキーパーをやっていると毎回の練習で必ずやるであろうローリングダウンやダイビング(横っ飛び)

 

この時に大人から「ナナメ前に飛べ!」と言われたことのあるGKはどれだけいるだろうか?

おそらく99.9%のゴールキーパーが言われた経験があると答えるくらいあるあるなはずだ。

 

このナナメ前にプレーしろ!が正しい答えの1つであることは否定しない。

GKコーチをしている僕自身も選手に対して斜め前にプレーしよう!と声をかける事も多々ある。

 

 

ただ逆を言えば、ナナメ前にプレーしろ!と言わない時もあるという事だ。

ではなぜ多くのコーチたちは常々ナナメ前にプレーしろ!と言ってくるのか、、、

 

そこには専門的な知識を持つGKコーチと知らないコーチという溝があるからだ。

そもそもナナメ前というのは大雑把だと思ったことはないだろうか?

 

ナナメ前って具体的にどこ?

ゴールキーパーの正面からストレート系のシュートが打たれる時にボールに対して最短距離でプレーできるのはどこになるだろうか?

 

 

今、この記事を読んでいるアナタの頭に思い浮かんだ通り

ナナメ前が最短距離になるはずだ。

 

ではナナメ前の具体的な方向を考えていきたい。

 

分かりやすくゴール正面からサイドネットに向けてストレート系のシュートが打たれたシーンとする。

この時にナナメ前にプレーするのだが
最も短い距離で速くシュートに辿り着けるところは、、、

 

 

シュートに対して90度でぶつかるポイント。

 

この90度というのが重要になる。
このポイントでプレーできるとシュートに対して最短距離で強く行くことができる。

 

 

子どもたちに伝える時は90度
直角でぶつかるポイントを目指して行こう!と簡潔に伝えている。

もちろん距離が短くなるという点と強くいけるということを実感させてからだ。

 

 

その他にもあるメリットを伝えるし考えさせる。
子どもたち自身で考えて答えに辿り着けるように導くのがコーチングだ。

答えだけを教えるのはティーチング。
ここの使い分けをコーチは考えなければいけない。

 

 

 

ここまで読んでみて、、、
鋭い感覚を持っている方は気付いているはずだ。

 

 

ストレート系以外のシュートはどうするの?かと、、、

 

ナナメ前にプレーしろ!が不正解になる!?

シュートはストレートに真っ直ぐ飛んでくるだけではない。
GKをあざ笑うかのように曲げてくるカーブ系のシュートが存在する。

ストレート系の時はナナメ前の90度のポイントを目指してプレーする事で最短距離でボールにアタックする事が出来た。

 

では真っ直ぐなシュートと同じようにカーブ系の曲がってくるシュートに対してもナナメ前にプレーすることが良いのか?

 

 

答えはノーだ。

実際にカーブ系のシュートに対してナナメ前にプレーしてみてほしい。
ボールが遠くに感じるはずだ。

 

ストレート系のシュートもカーブ系のシュートも同じゴールを目指して飛んで来る。

 

カーブ系の曲がってくるシュートに対して最短距離を考える時
重要になるのはストレート系のシュートと同じで90度のポイントを目指す事だ。

カーブ系のシュートに対してどこが90度のポイントになるのか?

 

答えは横方向になる。

カーブ系のシュートに対して90度のポイントを目指そうするとプレー方向は横になるのだ。

 

 

このようにシュートの質によってベストなプレー方向は異なる。

全てのシュートに対してナナメ前にプレーしろ!というのは正しい部分もあるが完ぺきな答えではなかった。

 

ダイビング(横っ飛び)やローリングダウンのプレー方向を考える時

 

90度のポイントを目指す事を意識してほしい。

 

ただ頭で分かっていても難しいのがゴールキーパーだ。
実際にシュートの質に対して瞬時にベストなプレー方向を判断し、決断から実行(プレー)する。

コンマ何秒の世界で判断から決断・実行までを遂行する。

こればっかりは日頃のトレーニングから意識して取り組むしかない。

 

 

ただこの理論を知っているだけでシュートに対してのプレー方向は明確になるはずだ。

ナナメ前だけではなく真横などの方向にもダイビング(横っ飛び)やローリングダウンの練習をしてみてはいかがだろうか?

 

 

パーソナルトレーニングでは他ではなかなか教われない細かい部分も伝えている。
身体の使い方はもちろん。このような理論、GKの個人戦術など頭の部分も鍛えることができる。


だからこそ短時間の中で確実な変化と成長を感じることが出来るのかもしれない。

 

 

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それではHasta luego!

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