先日、私がチーム指導をしている所沢ジュニアユースの来年度に向けた現小学6年生対象の第1回目の練習会兼セレクションが行われました!
来年から一緒にトレーニングをするかもしれない子どもたちに会えるのは楽しいですね!
正しいGK理論と動作を難しい単語を並べて説明するのではなく、分かりやすく伝えていきます。
埼玉でゴールキーパーをやるなら私のところ(所沢ジュニアユース)と巷で言われているらしいですw
ハードルが上がってる気がしますが、、、
あながち間違いではないと思います。
それくらいGKの育成に関して自信があります!
もちろん満足はしていませんがw
コーディネーション要素の入ったウォーミングアップ!
最初にコーディネーション要素を入れながらウォーミングアップを行いました。
ボールを手でドリブルしながら合図でジャンプ&キャッチをしてみたり
腰回りでボールを回しながら合図で股下を通したりするなど上半身と下半身に刺激を入れながら感覚を高めていきました!
練習会兼セレクションでも成長させる!
セレクションというと来てくれた選手の能力を判断するメニューが行われる事が多いですが、、、
私の場合は来てくれたゴールキーパーの子たち全員がその日のトレーニングで少しでも成長してほしいと考えています。
なので中学生の普段通りのトレーニングに混ざってもらいます。
これはフィールドも同じ考えですね!
まだ所沢ジュニアユースに入団するかも分からない選手たちだとしても同じゴールキーパーというポジションで戦う以上は仲間だと思います。
私のトレーニングを体験する以上
成長するということからは逃げれないと思ってくださいww
移動方法とスピードにこだわりがありますか?
ここ最近、所沢ジュニアユースに所属しているU14GKケイタ(埼玉県トレセン)やU13GKコウセイが言われているのが移動方法とスピードです。
どれだけ良いダイビングが出来ていても
正しいポジショニングに入るのが遅れてしまえばゴールを守れる確率は低くなります。
逆に正しいポジショニングを取り続けることで守れる確率は格段に上がると思っています。
その正しいポジショニングを取るためには正しい移動方法とスピードがマストで求められると思います。
要するにプレー前の部分「準備の質」を追求しています。
例えば練習参加に来た6年生だと、、、
構えたところから合図で前進!
ベストなポジショニングに入り
蹴られるタイミングに合わせて構えて、、、
ボールに手を運び、見事キャッチングに成功!
全く問題なく、むしろ良いプレーに感じます。
もちろん悪いプレーだとは思いませんが、、、
・もっと速く移動は出来ないかな?
・ズレたボールに対しても身体を運べないかな?
などなど考えてもらいました。
自分のプレーが文句無く100点なのか
まだまだ改善できる部分はあると考えるのかで成長スピードは大きく異なると思います!
大事なのは自分のプレーを客観視して見れるかどうか、気付けるかどうかだと思います。
実際にデモを見て考える
言葉だけでなく、実際に目の前でどうすれば良いのかプレーを見て考えてもらう場合もあります。
スタート位置で構えて、いつでも動けるように準備をします。
そこから合図で動き始めますが、、、
ここでさっきと違うのは移動する際の歩幅です。
同じ距離を移動するとき歩幅が狭いとどうでしょうか?
もちろん歩数が多くかかりますよね。
歩数が増えると時間はどうでしょうか?
無意識に移動している気付けない部分も考え始め、意識すると気付けます。
歩幅をしっかりと取り、歩数も少なく素早く移動し適切なポジショニングに入り構えます。
そしてココで重要なのが蹴られる瞬間に、、、
プレジャンプをする事です!
プレジャンプはしない方がいいというGKコーチも多いです。
その多くがタイミングが合わないからという理由からですね、、、
え〜っと、、、
最初からタイミングが合わないのは普通ですよね!?
だって練習していないんだからww
最初から完ぺきに出来るわけがない。
だから毎日積み重ねていくべきだと思っています。
だってプレジャンプを入れたほうが圧倒的に動き出しのスピードが上がりますよね?
動き出しがラクになりますよね?
プレジャンプを入れ、着地してからボールに対してプレーします。
サイドステップでボールの正面に身体を運ぶ時、進行方向の足から動き出すということを意識してほしいですね!
しっかりとボールの正面に身体を運び
自分の身体の前でキャッチすることが出来ました!
そしてキャッチする瞬間も両足で地面に着地しています。
プレジャンプをするためには速く正確にポジショニングに入らなければいけません。
そのためにはこの移動方法を意識する必要があります。
U14GKケイタが良い見本となっていますが全体的に動きが速くなってきました。
私が毎回「瞬間移動しろ!」と言っているからでしょうか?w
ケイタがやっているプレジャンプはまた少し違います。
これは最近取り入れ始めました。
やってみるとより動きやすくなるほど!と思いますが、、、
まだまだ実験段階ですw
キャッチングもあるポイントを意識して安定してきましたね!
今までの悪いクセを直すには意識し続けるしかありません!
こういった細かいこだわりと基本技術の質を高めることがスーパーなゴールキーパーになるためには必要です!
本物のGK理論を理解してチームを救うゴールキーパーに!
移動方法を理解した上で1対1のトレーニングに移りました。
GKの股下からボールが出てスタートします。
パスの移動中に素早くアプローチします。
そして相手の足元にボールが入った瞬間にはしっかりと構えています。
そこから相手がコントロールしたボールに対してさらに間合いを詰めてブロッキング!
しっかりとブロッキングの面を作り、股下も塞げていますね!
U14GKケイタの見本をしっかり見ていた小学生たちもブロッキングにチャレンジ!
股下を通されてしまう場面もありましたが積極的にチャレンジしていましたね!
失敗は誰でもするのでどんどんチャレンジして成功体験を積み重ねてほしいですね!
プレーの優先順位を忘れない!
このトレーニングではボールの移動中のアプローチの仕方とブロッキングの方法がメインですが試合に活かすために忘れてはいけない部分があります。
ブロッキングはあくまでもゴールを守るための手段であってボールは奪い切れません。
試合中と同じでゴールキーパーはゴールを守りながらボールを奪う事が求められます。
例えば、、、
股下を通るパスがゆっくりだった場合は、、、
このようにフロントダイビングで奪います。
ブレイクアウェイのシチュエーションでは奪える瞬間を見逃さない!というのが1つポイントになると思います。
ボールを奪えないからどうやってゴールを守るのか
そこからブロッキングや至近距離のシュートストップの場面が出てくると思います。
・奪うor奪えない
・前に出るor出ないでステイ
・ジョッキーで相手を誘導する
など多くの判断が必要になりますが1つ1つのテクニックや理論を整理して瞬発力を持って発揮できるようにトレーニングしていきたいですね!
集中力を研ぎ澄ましアラートな状態を作れ!
次のメニューはこのトレーニングにミニゴール2つとゴールキーパーも1名追加する形で行いました。
股下を通されるゴールキーパーは先ほどと変わりません。
相手のワンタッチシュートかトラップに対して間合いを詰めてブロッキングを行います。
そのセカンドボールに対して反対側のゴールキーパーがリアクションしボールを奪うorゴールを守ります。
ブロッキングによってはシュート性のボールも飛んできますので常に集中しアラートな状態でいなければなりません。
股下を通ってきたボールをコントロールせずフリックでゴールを狙ってくるGKコーチもいますw
しっかりと状況を観て、アラートな状態でいるからこそゴールを守れましたねw
またゴールだけではなく目の前のスペースも守らなければいけません。
ブロッキングのこぼれ球に対して反応が速かったのはやはりケイタでしたねw
目の前に大迫力のフロントダイビングで飛び込まれた6年性は驚いていましたw
試合を想定しているからこそ反応の速さ、ボールを奪いに行くスピードと迫力が出てきますね!
間違いなく今年のU15リーグ戦やトーナメント、県トレでJ下部組織や他都県のトレセンとの試合経験が繋がっていると思います。
一瞬の気の緩みや判断の遅れが結果に大きく関わることを身をもって味わったからこそ
普段のトレーニングでもこだわってやっているのかなと思います。
ゴールキーパーをやっている選手は細部までこだわり上を目指して欲しいですね。
所沢ジュニアユース・練習会兼セレクションを開催中!
私が普段から指導している所沢ジュニアユースの現小学6年生対象の練習会兼セレクションが開催中です!
中学生年代でゴールキーパーはもちろん
フィールドの選手もサッカーを上手くなりたい!
サッカーが好きという選手をお待ちしています!
「サッカーは頭でやるスポーツだ」
サッカー大国スペインの指導者たちが言うように、その状況でどんなプレーを選択するかは頭で考え決断をしています。
日本に足りない「サッカーを頭で考える」という部分にフォーカスしながらフィールドもゴールキーパーもトレーニングをしています!
ご興味がある方は所沢ジュニアユース練習会兼セレクション情報からご確認ください!
ゴールキーパーはもちろん。自分を含めたGKコーチ3名で指導していきます!
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