Hola!三上です。
基本技術を高めることって終わりが見えないですよね!
というよりもこれ以上高めるのは無理だ!と思った時は引退する時だと思います。
質の部分は永遠と高められると私は思っています。
ベースの質を高める
ゴールキーパーを始めて最初に取り組むであろう準備の部分。
私が思っている準備というのは
・構え方(身体のライン、ステイ、プレジャンプ)
・ポジショニング
・キャッチング方法
この3つが私の考える準備です。
良い構え方で
良いポジショニングに入り
良いキャッチング方法を知っていれば
シュートをキャッチ(奪う)できる可能性が非常に高まります。
シュートをキャッチ(奪う)出来るゴールキーパー
相手からボールを奪い切れるゴールキーパーが1番魅力的だと私は思っています!
そのためには良い準備が必要不可欠です。
もちろんステッピングやダイビングの技術も必要不可欠ですが
まずはベースとなる準備の部分を身につけないといけません。
良い構え方のポイントとして大きく分けると
・手の置く位置と置き方
・つま先、膝、肩、頭のライン
・足のどこに体重を乗せるのかなど
こういった部分を意識してもらうことが多いですね
間違っているクセを直すのには時間がかかる
正しい構え方を身につけるのは簡単そうに見えて非常に難しいです。
そもそも構え方は人それぞれに色があると思います。
クルトワ、アリソン、エデルソン、ブッフォン、権田修一、中村航輔、大迫敬介、、、
それぞれが異なる構え方をしていますよね
自分に合った構え方を見つけるために様々な事を試していく必要があると思います。
正しい構え方を理解して伝えているGKコーチがどれくらいいるでしょうか?
最初の入りで間違った構え方を身につけてしまい
それがクセになってしまうと修正するのに多くの時間を費やしてしまいます。
なので小学生、中学生年代のゴールキーパーの子は
そういった正しい専門知識を持っているGKコーチにトレーニングを観てもらうことをオススメします。
私が指導できるのは所沢ジュニアユースに所属しているか
パーソナルトレーニングを受けてもらうかのどちらかですね!
ということは誰でも受ける機会があるということです!
ポジショニングに関しては
ある程度の正解というかセオリーはネットにたくさん出ています。
ゴールの中央からボールを結んだライン上にポジショニングを取ることは
当たり前の知識として持っていると思います。
ちなみにこのラインをリトリートラインといいます。
そこからどれくらいの高さにポジショニングを取ればいいのかは
身長や身体能力で変わってきます。
また相手のボールの持ち方によっても変わりますね!
攻撃をするためのキャッチング
相手のシュートを弾いたり(ディフレクティング)
ファンブルしてしまうとマイボールにすることが出来ず
相手の二次攻撃を生んでしまいます。
もちろんディフレクティングする際に
安全なパリーゾーンに弾き出せれば失点のリスクは減りますが
完全に相手の攻撃が終わるわけではありません。
やはり相手の攻撃を遮断するにはキャッチングの技術が求められます。
そして相手の攻撃を遮断するということは自分たちが攻撃する機会を増やすことにも繋がります。
単純にゴールまで行くチャンスを増やすことになります。
それこそマンチェスター・シティーのGKエデルソンのような速くて飛距離のあるサイドボレー(パントキック)でディフェンスラインの背後をつければ相手GKとの1vs1のビックチャンスを作る事も出来ます。
これはボールをキャッチ(奪う)出来ていないと出来ないプレーです。
キックが得意なら真っ先にキャッチングの技術を高めることを取り組むべきだと思います。
キーパーがキャッチすることで失点の確率は減り
逆に攻撃のチャンスが増えます。
基本技術の質を高めることで試合を決めるGKになる事が出来ます!
間違いなくGKのパフォーマンスがチームのカギとなりますね!
キャッチングポイントをどこに持ってくるのかも大事です。
ここで繋がってくるのが良い構え方が出来ているのかということです。
良いキャッチングをするために良い構え方から動き出さなければいけないと考えます。
例えば頭上付近に速いスピードボールが飛んで来たとします。
構え方が悪いと手をスムーズに出すことが出来ません。
あるポイントをちょっと修正すれば手はここまでスムーズに上がるようになります。
そのポイントを見つけるチカラと
伝えることができるコーチングがGKコーチには必要です。
構えた時にどんな姿勢になっているのか
どこの部分に余計な力が入ってしまっているのか
理想は「構えているけど構えていない」構え方です
スゴい名言っぽいな〜と私は思っています笑
リラックスして自然体になるまで自分の身体に刷り込む作業が必要です。
でもこういった構え方とかってプレーしている本人は映像で観ないと意外と分からないものです。
映像を撮ることで選手も指導者も一気に成長する!
選手自身が観て確認するためにも映像を撮ってあげるだけでもプラスになります。
私は毎回のGKトレーニングで動画を撮っています。
でもGKコーチが撮影していたら指導は出来ないし
かといってカメラを回してくれる人もいないから動画は無理だな、、、
と思ったあなた
私もトレーニング中にカメラを持って撮影してくれる人は残念ながらいません笑
ではどうやって撮るのかというと三脚に固定して撮影しています!
三脚を利用すればGKコーチもトレーニング中にカメラから離れ
選手の近くでコーチングをすることが出来ます!
使い勝手も良く脚も伸ばせるし角度も変えられるので重宝しています!
スマートフォンが固定できるようになっているのでわざわざ新しいビデオカメラを購入する必要もなくすでに持っているスマートフォンで撮ることが出来ます!
スマートフォンで撮影すれば
移動中の電車などでも動画を確認して振り返ることも出来ます。
移動時間を有効活用出来るようになります笑
私が選手の時はなかなか映像を撮って観てというのは出来ませんでしたが
最近ではこうやって簡単に撮影できて確認出来ます。
正直、羨ましい限りです笑
こうやって動画を撮影して選手たち自身で振り返れば
その場にGKコーチがいなくても成長することは出来ると思います。
もし振り返ってみて分からない部分があり
GKコーチなどの専門家の意見を聞きたいという場合は私にご連絡ください!
成長をするために積極的なアクションを起こせるゴールキーパーは大歓迎です。(もちろんGKコーチの方も!)
成長するためには行動をするしかない。
大きく変化するためには今までの取り組みを変えなくちゃいけない。
今アナタが成長したい変化をしたいと思っているのなら
チャレンジすること、アクションを起こし続けることをやめてはいけない。
それではadiós!