GKトレーニング@美原中
選手:U14タツヤ、U13ケイタ
Hola!三上です。
U15の公式戦は全日程終了となりましたが
U14のリーグ戦と
その後のトーナメント戦は残っています。
まだまだシーズンは残っています!
成長するためには良いトレーニングは必須です!
では良いトレーニングの環境は誰が作り上げるのか?
それはプレーする選手自身です!
選手同士で良い雰囲気環境を作り上げる必要があります。
![](https://i0.wp.com/mikamiryota.com/wp-content/uploads/2018/10/img_5130-1.jpg?resize=1000%2C568&ssl=1)
この日はフィジカル強化dayです。
最初はハイボールの要素を入れたアップを行いました。
シンプルなキャッチングから
サイドステップでコーンを抜け
ハイボールキャッチ
地味にキャッチングからサイドステップで90度回転
さらにステップを終えると90度回転してハイボールキャッチとコーディネーション要素も入っています。
その後はコーンジャンプからのハイボールの競り合いをトレーニング!
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タツヤの方が背が低いですが関係なくハイボールをキャッチしたり高い位置でパンチングをしたりできる
なぜ?
背が高いだけではハイボールの競り合いには勝てません。
ボールに対しての進入の仕方
ハイボールに対してのアタック
身体の正しい使い方など
ポイントを意識すれば多少の身長差でも関係なくなります。
具体的には
①踏み込む足(助走の力を使う)
②ブロックする足
③キャッチングする手(腕)
この3つをどれだけ意識して連動できるかです。
ゴールを守るだけのGKは時代遅れです。
![](https://i0.wp.com/mikamiryota.com/wp-content/uploads/2018/10/img_5132-2.jpg?resize=1000%2C568&ssl=1)
もちろんゴールを守れなければ意味がありませんが
これからのGKはスペースに対しても
強くならなければいけません。
そして日本のGKが弱いといわれるクロスボール
僕は現役の時にクロスボールに対して苦手意識がなかったので比較的ポイントとかを伝えやすい内容です。
というよりもGKのプレーで苦手意識があるものがあまりありません。
1対1も比較的好きというかなんというか笑
ペナルティーエリアを飛び出してクリアするのとかも楽しいです。
先日もハーフライン付近まで飛び出してDF背後のボールをクリアしました笑
GKのプレー全てに対して
あーこれ苦手だなというのが無いのが強みですね。
GKコーチの経験値は知識にも勝る時があると思います!
不得意な分野って伝えるのは大変ですよね〜
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その点僕は全体的に得意意識があるので伝えられます。
(出来ているかは別としてメンタル的にはどのプレーも好きです笑)
その中でもハイボールの競り合いって楽しいですよね笑
空中で相手を吹き飛ばしたり
相手が必死にヘディングしようとしているのを嘲笑うかのように
高い位置でクロスボールをキャッチする
ブロックの足に突っ込んできた相手が痛がって倒れてたり
ハイボールをキャッチした自分はなんてことないのに
完全にノーファールで相手に勝つことほど楽しいことはありません。
そういった楽しさを知っているだけでもハイボールに対しての取り組む姿勢って変わりますよね
もっと高い所で強くキャッチするにはどうしよう!?とか自分自身の感覚を磨き始めます。
大まかなやり方やポイントは伝えられますがあとは個人の感覚が大事です。
ハイボールを誰よりも高い位置でキャッチするのと同じくらい
ダイビングで守備範囲を広げられる事も魅力的ですよね!
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今現在自分がキャッチング出来る範囲を知る
でも1番大事なのは限界の範囲はどこまでなのか
そして限界を引き出してあげることが必要です。
本来であれば選手に相手の事を考えながら配球してもらう予定でしたが
この日は2人しかいなくて回復できる時間が少なかったので僕がボールを出しました。
ボールの高さに対してもどちらの手で行くのか判断する事も大事です。
キャッチから弾くことに判断を切替
![](https://i0.wp.com/mikamiryota.com/wp-content/uploads/2018/10/img_5135-2.jpg?resize=1000%2C566&ssl=1)
ボールに触れていないように見えますがしっかりと触って弾き切ってます。
連続のダイビングでも最後の方ボールへ対しての何が何でも止める!
といった気持ちで触りに行ってる感じがしますね!
どんなに屈強な身体を持っていても優れた技術を持っていても
それを実行するための心のエネルギーが無ければ使いこなせません。
どんな状況でもボールに喰らいつく癖を自然と身につけられれば
試合中にチームを救うプレーが出るかもしれません。
普段から見送ったり諦めたりする事が癖になってしまうと
試合中につまらない失点をしてしまったりミスを引きずってしまったりと悪循環に陥ります。
そうならないためにもGKとして重要なメンタリティをトレーニングで養う必要があります。
だから僕が作るちょっとほんのちょっとキツいと感じるメニューにも負けないでほしいと思います笑
僕の好きな漫画の1つに
『鋼の錬金術師』
というものがあります。
その中で出てくる
『等価交換の法則』
これはリアルな世界でも使えます。
コンビニで水が欲しければ対価として代金を払う
ではサッカーで上手くなるためには?
成長が欲しければ何を代価に払う?
残念ながらお金を払っても手に入りません笑
おそらくトレーニングをしなければ手に入りません。
トレーニング効果を高めるには
時間×質を高めなければいけません。
無意味な長時間トレーニングは危険です。
怪我に繋がるリスクが高まります。
それに長い時間かけて成長するのなら短い時間で成長できたほうがいいですよね
そこで問われるのが『質』です。
いかに質を高められるか。
とりあえず量だけをこなせば良い時代は大昔の話。
今はいかに質をこだわれるか
高い質で適切な時間トレーニングが出来れば効果は大きいと思います。
そういった代価を払うことで成長できると思います。
漫画『鋼の錬金術師』は人生の教科書です!
ぜひ一度読んでみましょう笑
そしてGKのトレーニングを楽しみましょう!
それではAdios!